菖蒲沢公園の大型滑り台

傾斜地利用の滑降部の長い大型滑り台がある。

(埼玉県坂戸市西坂戸)

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城西大の西側にある西坂戸団地(旧角栄団地)。

南端の城山から北側の斜面を造成して作られた大きな住宅団地だ。団地内は高低差がかなりあり、一番低い川角駅付近と城山付近では標高差が30mもある。10階建てのビルに相当する。川角駅から自転車で帰るのは大変だ。

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その団地の一角、西向きの斜面に菖蒲沢公園という児童公園がある。

この公園、遊具が滑り台しかなく、あとはクスノキの蠺影とベンチがあるだけという尖った公園だ。

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滑り台は斜面利用で滑降部が長い。

一般的な小型滑り台の3倍以上の長さがある。途中に減速部があるものの滑ったら楽しいやつだ。

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タラップは2基。

滑降部1つにつきタラップ2つというのは2方向から登ることを想定しているのだろう。

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滑降部の右側には階段があり、左側は土坡になっている。

勢いのある子どもは左側の土坡を駆け上がればいいということなのだろう。

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滑降部が長いのでけっこう迫力がある。

私は長い滑降部を持つローラー滑り台ってあまり好みではなくて、こういうシンプルな滑り台が好きなのだ。

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団地の中にある目立たない公園だけど、すばらしい滑り台だと思う。

(2022年11月02日訪問)