千穂ヶ峯の山麓にあるお寺、宗応寺。
宗応寺は非常に古い時代には熊野速玉大社の神宮寺で、そのころは丹鶴山南麓にあったという。丹鶴山に新宮城を築城する際、現在の位置に移されたという。
山門は1間1戸二重門の鐘楼門。
2階へはハシゴで登れるようだが取り外されていた。
石垣は山門の両側に続いている。
本堂はRCと木造の混構造。
内装の柱や梁などは木造。
天井は格天井で、天井には「六知事」という禅宗の役職の名前が下がっていた。
左から、
法要でもあったのかな。
反対側の天井には、「六
左から、
六頭首は本堂内の左側に並ぶとされるため、「
本堂の右側には庫裏。とってもおしゃれ。デザイナーズハウスって感じ。
山門の左側には地蔵堂がある。
お堂も、石像も新しい。
本堂の裏側には墓地がある。
ここも宗応寺が移転してくる前にあった寺の風景ではないかと思う。
(2024年12月15日訪問)
