

神倉神社の社務所から30mも歩かないうちに小さな寺があった。
GoogleMapsなどの地図には表示されていないが、妙心寺という寺だった。自動車が入らない路地を徒歩で進まなければ知ることもできなかっただろうから、きょう神倉神社から歩いて良かった。
あとで調べてみたら、県のサイトでこの寺の石垣は源頼朝の寄進という伝説があり、鎌倉時代の遺構だそうだ。

水路を挟んで、釘貫門がある。

水路はドブ状で汚い。

寺の境内は常緑樹が鬱蒼として、落ち着いているというよりも、どちらかというと手入れが足りない感じ。

この寺は元々は神倉神社の神宮寺だったが、神仏分離で神社から分離されて衰微したようだ。
神倉神社にある中の地蔵堂がこの寺の管理だという。

本堂は入母屋妻入り。

ほかに庫裏がある。
(2024年12月15日訪問)