脇町橋

吉野川の徳島県内で最上流にある沈下橋。

(徳島県美馬市脇町脇町)

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吉野川中流の河港町、脇町

その脇町にも沈下橋がある。「脇町橋」、通称「脇町潜水橋」だ。徳島県内の吉野川本流ではこの橋が最上流の沈下橋になる。

私が徳島に転居した2002年には、ここよりも上流の三加茂町に「中三好(なかみよし)橋」という沈下橋があったが2004年には抜水橋の「角の浦(すみのうら)大橋」の開通により廃橋となってしまった。

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吉野川が大きくカーブしている場所にあるため、河原からの展望がよく、写真が撮りやすい。

その点では川島潜水橋に次いで撮影に適した橋だといえる。人口密集地に近いから橋の利用者も多いと思われる。

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脇町の市街地側から見た沈下橋。

手前の橋桁の色が新しい場所は、昨年の台風で損壊して修復されたばかりの区間。

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少しの時間しか滞在しなかったが、徒歩で橋を渡る人を見かけた。

登校時間などを狙えば女子高生が自転車に乗って渡る姿などの写真も撮れそう。

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南側から、脇町方面を見たところ。

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橋の遠景。

『虹をつかむ男』という脇町を舞台にした映画がある。『虹~』は寅さんを演じていた渥美清が急逝し、最後に予定されていた『男はつらいよ』の作品の代わりに制作された映画だ。

そのラストシーンでバス停でバスを待つ男がチラリと映るが、それが寅さんなのだ。寅次郎がまだ日本のどこかを旅しているというCG合成による名シーンだ。そのロケ地はこの沈下橋の北詰め(写真の左側)の土手である。

(2007年01月03日訪問)

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