
押切橋の南詰めにある神社、八幡若宮八幡神社。
なんだかくどい名前だが、「八幡神社」と「若宮八幡神社」が合体してできた神社とのこと。

参道はそのまま南へ伸びていてもいいと思うのだが、なぜか折れ曲がっている。
以前は神社の南側が私有地だったのか?

江戸末期に2回の水害で社殿を失ったため、現在の場所に遷座したという。
ということは、それ以前は崖線の下の高水敷に神社があったのか?

参道にある水盤。

四隅に規則的な杯状穴がある。

境内には大銀杏。

拝殿。

狛犬。
脚の爪がかわいい。

拝殿の背後には本殿のようなものが見えるが、覆屋だ。

拝殿の軒には絵馬がある。
10月15日の大祭で舞われるササラ獅子舞を描いたものだと思われるが薄れていてよく見えない。

本殿は覆屋の中にあり一間社流造り。
瑞垣が回っていてよく見えないのだが、海老虹梁などがくどくていかにも江戸末期という感じ。

本殿の背後はすぐ崖線になっている。

拝殿の左側には社務所。

社務所の前には詳細不明の末社。

大銀杏の下に末社の神明社がある。
(2023年02月18日訪問)