
高堰分水工から御正吉見堰幹線用水路を少し下流に辿ってみると、また小さな分水工があった。
ほどんどの水量は右側の水路に流れている。

こちらの水路が御正吉見堰幹線用水路なのだ。

水路は道路をくぐって屋敷森の中へ消えていった。

水路に橋がかかっている場所に辻堂があった。

辻堂の中には双体道祖神と聖観音が仲良く並んでいる。

案内板によれば双体道祖神は寛政年間(江戸後期)のもので、旧江南町では双体道祖神はここ1ヶ所にしかないという。
聖観音には何も触れられていないが、ユーモラスな個性的な像だと思う。

辻堂の横には鳥居がある・・・少し土盛りがしてあるし・・・もしかして富士塚?

さっそく登山してみよう。
といっても標高は1mくらいしかないから、一瞬で頂上に到着。

社殿はなく山頂には文字碑があるだけだ。
「冨士嶽神社」ってある! やっぱり富士塚じゃん!

このときはピーカンで文字碑を撮影するのは難しいコンデションだった。
(2023年02月18日訪問)