相上地区のはずれにある吉見神社。
この神社は延喜式にある「横見神社」はこの神社を指していると考えられている。
一の鳥居は県道に面しているが、そこから境内までは150mほど離れている。
二の鳥居。
二の鳥居をくぐると右側に「永代御供米田地」と書かれた碑がある。
この後ろに見える水田から採れる米(の売上?)を神社にすべて奉納するというような意味か。
少し進むと右側に石祠が2柱ある。
右側は
水盤は新しいが、手押しポンプとういのがいまどき珍しい。
境内は大イチョウほか巨樹が多く、鬱蒼としている。
見事な枝ぶりの大イチョウ。
イチョウの樹の下には8柱の石祠。
左から、天神社、金毘羅社、頭犬宮社、弁天社、牛頭天王社、天神社、八幡社。
その横にさらに木製の末社のアパート。
左側から、三嶋社、興玉社、水分社、荒祭社、玉造社、斎神、浅間神、日枝神、雨降神、賀々美神、二荒神、秩父神、養蠶神、豊受荒魂。
養蚕の神は、京都の
関東の養蚕の神は
神社には相上神楽という神楽があるらしい。
昭和40年代に途絶えたものを、平成7年に復活させたという。
いまも毎年舞われているかは不明。
以前、神楽が舞われたと想像される神楽殿。
現在は腰壁みたいなものが付いて倉庫のようになっているので、ここで演舞はしないだろう。
神楽殿の左側には石碑の天神社、末社の東宮、稲荷社がある。
稲荷社には素焼きの狐が奉納されていた。
稲荷社のさらに左にはまた末社のアパート。
左から、御年社、住吉社、伊佐奈岐社、杵筑社、香取社、氷川社、鹿嶋社、春日社、風祈社、月讀社。
末社の数がすごいな・・・。
メインとなる社殿は少し土盛りした上にあり、神門があって玉垣で囲まれている。
これだとお参りも賽銭もできないと思ってしまうのだが、、、
横から拝殿に入ることができる。
拝殿は神明造り。
本殿も神明造り。
この神社は以前は神明社と呼ばれていた時代もあるようだ。
本殿の裏側は土地が下がっていて沼になっている。
写真だとわかりにくいが・・・。
境内を出て裏側に回り込んでみた。
かなりしっかりした沼だ。
社殿の土地を嵩上げしたときに土を掘り取った跡だろうか。
構え濠と呼ばれるものだ。洪水の際に押し寄せる氾濫水をそらす機能もあるとされる。
私が荒川水系で見た構え濠の中では、最も大きなものだ。
(2026年07月01日訪問)
