相上地区の鎮守、吉見神社の一の鳥居前に消防倉庫がある。
成願の消防倉庫とほぼ同形のものだ。
定礎を見ると昭和10年(1935)に竣工しており、戦前のものだとわかる。
「吉見村第二部消防組」の銘があるので、成願の物件と同じだとわかる。
ちなみに「吉見村」は過去に「大里郡吉見村」と「比企郡吉見村」があったので紛わしいが、こちらは大里郡の吉見村だ。
正面のオーナメント部分の輪郭も同じ。
ただ、成願ではここに「第二部」という文字があり、マークも法輪みたいな同心円状だったが、こちらは「第六分団」という文字で大の字に「里」というマーク。
この違いは何か意味があるのだろうか。
建物の背面。
窓は背面にひとつだけ。
屋上に火の見櫓があったのは明白で、切り取られた足がまだ残っている。
Google ストリートビューは2012年まで遡れるが、その時点ですでになくなっている。
建物の右側には火の見櫓に取り付くためのハシゴ跡がある。
(2026年07月01日訪問)
