庚申塔のあるY字路から、用水路をたどっていく。この用水は横見川の上流にあたる。
吉見領大囲堤の西側は自然丘陵といわれているが、細かく見たらこの横見川が西端といえそう。
しばらく行くと西側に大きな宿泊施設が見えてくる。
吉見町が運営していた宿泊施設、「フレンドシップ・ハイツよしみ」だ。(2022年以降休館中)
この場所には八丁湖という大きな貯水池があり、その周囲にスポーツ施設やキャンプ場が併設され、観光開発されている。
八丁湖の案内。
上流部がトレッキングコースになっている。
八丁湖は谷を堤防で締め切った人造湖だ。
堤頂を少し歩いてみた。
人造湖とはいえ、法面が自然のままで景観はいい。
この上流部には黒岩横穴という大規模な横穴墓群がある。以前は前まで車で乗りつけられたような記憶があるのだが、いまは公園になり車両通行禁止なのでちょっと見学がためらわれる。
吐き口。
見渡したかぎり取水口はここしかなさそう。洪水吐きのような構造で、貧弱な水門があるだけ。こんなので潅漑用水として機能するのだろうか・・・。
貯水池の見かたはよくわからない。
貯水池というと吉見丘陵から西の滑川町方面にはおびただしい貯水池があり、それが地域文化になっているけれど、それを見て回りたいと思ったことは一度もないのだよね・・・。
湖畔にある宿泊施設「フレンドシップ・ハイツよしみ」。
昭和52年(1977)に雇用促進事業団によって「吉見雇用促進簡易宿泊施設」として建設され、平成16年(2004)kから吉見町の管理となった歴史がある。
時代掛かった建物で、休館中というのと関係なくどこか怖い建物なのだよね。ディストピアSF映画に出てくる感じといったらいいのか・・・。
道路側に付き出したような4室が特に怖いのよ・・・。
もしかしたらスイートルームなのかもしれないけれど。
山の尾根を利用して設計された複雑な平面の施設で、建て増しを繰り返した旅館みたいだけれど、たぶん当初からの設計だろう。
昭和の「平面が複雑で階段が多いほどカッコいい」みたいな風潮があった時代のデザインなのだろう。
施設内には日帰り温泉があったが、COVID-19の影響で2022年から休業。
復活するという話もあるので、復活したら来てみたい。
(2025年07月13日訪問)
