安楽寺。小見野地区にあるお寺のひとつ。
村を通り抜ける道から100mほど引っ込んでいて参道が長い。
参道の入口に地蔵菩薩が2体置かれている。
基壇が高い一種の高地蔵。
右側の地蔵菩薩の基壇には「石橋七通供養」の文字が見られる。橋供養の一種なのか。建立は延享元年(江戸中期)。
近くに川はないので、他の場所からの移築なのだろうか。
参道の途中にも高地蔵がある。
境内の入口には閼伽井屋。
石門の左手に板碑が集めてある。
気になるのは青石の板碑で、来迎図の線刻があるのだが、やけに深くコンクリに埋め込んである。
元が割れていたのかな。
石門の右側には宝篋印塔。
本堂の西側に無縁仏が集めてある。
現在の墓地はとても整理された霊園で、古い墓石はすべて集積させたのだろう。
舟形光背のものも目立つが、ほとんどが櫛形の額縁付きの夫婦の墓石で、年代は江戸中期~昭和までさまざま。
本堂はまだ新しい。
築10年はたっていない。
本堂の右側に玄関と庫裏。
さらに右側に会館がある。
法事のときに信徒が待機するのに使われるのだろう。霊園としてすごく便宜がはかられている。
もしかすると同日に複数の法事ができる寺なのかもしれない。
墓地の西側には野外のトイレと閼伽井屋。
(2025年09月11日訪問)
