萩平の集落の住居は山の尾根付近に点在していて、そこから萩平川の谷底へ降りてくると人家はなくなる。
暗い人工林の間を下っていくと途中に湧水がある。
観音水の名前の由来は写真の右側の山の名前からきているようだ。
萩平川を小さな木橋で渡ったすぐのところにその湧水はあった。
岩の間から流れ出ているので、山水なのか湧き水なのかあいまいだ。
自家用車がなかった時代、徒歩で町へ行く人がここでひと休みしたのかもしれない。
水の美しさもさることながら、周囲に生えている植物もなんだか絵になる。
(2022年10月25日訪問)
