消防水利から下流にかわいらしい橋が見えたので歩いて行ってみた。
いまはとりあえず沈下橋を中心に訪ねているから抜水橋は基本的に観賞の対象外なのだが、こうしたかわいらしい橋は別だ。
橋桁はH鋼、橋床は縞鋼板という造りで、鉄工所の仕事で完結しそう。
欄干もなんだか公園の滑り台の手すりみたい。
橋の上流側には水道管と思われる鉄管も渡っている。水道管は特に増水に対するガードはされていない。
ということは、このあたりの槻川はどんなに増水しても橋に到達するということはないのだろう。
橋台は石垣積み。
橋台への据え付け方もプリミティブでカッコイイ。
橋の名前は「淵の
もしかして、地名「淵の上」の「淵」ってさきほど見た自然水利のことなのか? もともとは水深があった場所が近年埋もれて浅くなり、それであんな石組みの堰を仮設したのか?
(2022年10月25日訪問)
