栃本堰の右岸は栃本親水公園になっている。
愛称はミューレ。ドイツ語で製粉所の意味。英語の mill と同じなので工場というような意味もある。
何かの工場の跡地が町に寄贈されて公園になったのか? でも過去の航空写真を調べてもこの場所に工場があった様子はなかった。
もしかしてミューレは Wassermühle (Watermill) の略で、この場所の対岸に水車でも並んでいたのかも。
公園には20台強の駐車場があり、ママさんが昼間子どもを連れてくるのにも便利だ。
屋根のあるテーブルや綺麗なトイレもあって、JR八高線に沿って長時間ドライブする際の休憩をするのにもちょうどよい。
この公園には遊具はあまりないが、特徴的なストレッチ遊具が集められている。
もっとも、きょうは雨上がりで濡れているので誰も使っていなかった。
宝くじの社会貢献広報事業として、2013年に設置された。遊具のメーカーはことぶき。
肩ストレッチ遊具。両手で一番低いハンドルを握り、一段ずつ上のハンドルに握りかえていくというもの。
赤い板の裏側に2本の梁があり、右側は腕立て伏せ、左側はふくらはぎのストレッチに使うようになっている。
上半身のストレッチ。
黒い部分に腰掛けて、後ろ向きに赤い輪をつかむ。肩ストレッチと似ているけれど背面をつかむというところが違うみたい。
四十肩にはきつそう。
右側はペダルに足をのせて漕ぐエアロバイク。
左側は手でつかんで回転させる腕まわしというもの。
ただ、ジム等にあるエアロバイクにくらべると負荷がかからず単純なもので、長時間漕げるようなものではない。
ステップポッド。
手すりにつかまって丸板の上を移動するというもの。基本的に1つの板の上でいったん両足を揃えるように歩く。
スロープと階段の昇り降り。
手すりにつかまって昇り降りを繰り返す。
何らかの拷問器具・・・。 説明プレートがなかったような気がする。
ストレッチ遊具は理想は高いけれど、有料のジムにあるような可動する機械とちがって面白さがなく運動をするモチベーションが維持しにくいように思えた。複雑な機械は故障するから公園に設置できないのはわかるが、もう少しやって楽しい工夫がほしいと思った。
アシカのライド。
揺動型だけど、基礎となる躯体からアシカのデザインがはみ出しているのってどうなの? 材料の節約しすぎでは。
船のライド。
カエルとオタマジャクシのライド。
子どもを遊ばせる遊具は滑り台があるだけ。
色々とにぎやかな感じの遊具だが、2つの滑り台としての機能しかない。低年齢向き。
(2022年10月25日訪問)
