都幾川の神戸地区に架かる水管橋。名前はGoogleMapsによれば都幾川水管橋となっている。
その手前にある赤い桁橋は
水管は地表からは10mほどの高さを通っている。サイフォンだなのだ。
一般的なワーレントラス橋は4本の弦材(梁)からなる四角形断面だが、この水管橋は水管自体が下弦材になっていて3本弦材の三角形断面。しかも束材がないので、とても軽やかな印象に見える。
橋を上から見ると上弦の上にグレーチングのキャットウォークがあるから上路トラス橋と言ってもいいかもしれない。
もっともこれはメンテナンス用であり、一般人が歩くことはできない。
右岸側。
左岸側。
両側に螺旋階段がある。
左岸側には気になる小屋がある。
何の前提もなく見れば、タマネギの吊り小屋かとも見えるけれど、南側に放牧場のような空間があるのでもと牛舎だったのを、資材倉庫等に転用したものか。
(2025年10月23日訪問)
