萩日吉神社から氷川を少し上流にいったところに、西河原バス停留所がある。
得も言われぬ風情がある停留所だ。
待合所が道から引っ込んだところにあり、大型バスが転回したり長時間停車できるターミナルだったのではないかという気がする。
ここは氷川の渓口部で、もちろんここより奥の谷にも人家はあるのだが、大型バスが折り返せるのはここが最後だろう。
待合所にあった商工案内図。
まだときがわ町に合併する以前の都幾川村時代の地図だ。この山里からはかなり離れた村役場周辺(県道30号田中交差点付近)の地図なので、このバス停を降りた人には何の参考にもならない。
でもいつか昔のことを調べたい人がいたとき、意外にこの商工案内図って約に立つような気がしている。
現代の地図もあるのだが、あまりにも広範囲が描かれているため、この図ではバスを降りたハイカーなどにはたいして役に立たない。
氷川上流部にはいくつかバス停が描かれている。自治体が運営するコミュニティーバスがあったのだ。だが昨年(2021年)に都幾川源流部で聞いた話ではバスは利用者が少なくなって廃止されたという。この地図もすでに古くなっているのだ。
きょうこれから行ってみようと思っているのは上流部の
(2022年11月02日訪問)
