

ガドー僧院と異なり、こちらはとても近代的な感じのお寺だ。
金ぴかでメンテナンスもよく行き届いた大きなパゴダが見える。

パゴダ拝殿も巨大で、100人くらいが一度に礼拝できそう。

メインのパゴダは覆鉢のところまでが八角形のやや大味なシルエット。
基礎が金赤に塗られていて、目にも鮮やか。

その横には、子パゴダが無数にくっついた仏塔融合体。
覆鉢がなく、円筒状の構造は以前にタトンで見たトグナミィデニィパゴダやシュエゼディパゴダともよく似ている。もしかしたら、これはこれでひとつの様式なのか。

外周の足下に八曜日の遥拝所がある。
動物が妙にかわいらしい。

私の守り本尊は牙のないゾウ。
これまでに見た守り動物のなかでは抜群にかわいい。

円柱パゴダの横には金赤で仏龕が無数に貼り付けてある四角錐型のパゴダがある。
これも以前、似たようなパゴダを見たことがあるので、様式なのかもしれない。

メインのパゴダとは参道を挟んで反対側にもパゴダが並んでいる。

でもこちらのパゴダはペンキも塗り直ししておらず、地面も石ころだらけ。

敷地としてはガドー僧院の廃虚部分とつながっている。
このパゴダ群ももしかしたらガドー僧院に付属しているのかもしれない。

得度堂があった。
お坊さんの袈裟は、一般的には1枚の布を身体に巻き付けるものなのだが、このお坊さんの袈裟は縫製されている。

僧院の僧房部分はもはやお寺というより学校という感じ。

村の僧院にしてはとても綺麗な造りだった。
(2019年07月21日訪問)