ペヤナスゥ僧院から西へ300mほどいったところにある僧院。
山門が2つあるのかと思ったら、2ヶ寺が並んでいるみたいだ。
まず右側のミントグリーンの山門のお寺に入ろう。
ミャンマー人って、ミントグリーン好きだよね。
コンクリートの建築物のかなりがミントグリーンに塗られている。レストランの壁なんて、9割がたミントグリーンじゃないのか。
山門を入ると回廊になっているのだが、まずベンチがある。
山門付近にベンチがある寺はけっこうあって、どういう用途を想定しているんだろう。道行く人が疲れたら、入って休むとか?
回廊の左側にはパゴダ拝殿がある。
パゴダ拝殿の中では子どもたちが遊んでいた。
日陰でタイルがひんやりしているからだろうか。
パゴダは基壇部分の面の処理が蛇腹みたいにやたらに細かいタイプ。
この基壇部分は、大ざっぱな場合は単純な八角形になっているが、45度のところをこのように小さく面を刻んでいるパターンもある。
このパゴダは小さいわりに装飾が細かい。
基壇の四隅にライオンの像があった。
そのパゴダの隣りは、得度堂かな。
堂の形でなんとなくそんな気がする。
やっぱり得度堂だった。
得度堂は外周に結界石があるのでわかる。
回廊を進んでみよう。
このお寺は参詣用のお寺ではないから、奥に入るということは修行の場所に入るということなので気が引き締まる。
回廊の突き当たりには井戸があり、
そのさらに奥には僧侶の住居と思われる建物があった。
修行僧がいるエリアは、回廊の途中からT字に分岐した階段があり、さらに斜面の上のほうになる。
これは僧房かな。1階が講堂かもしれない。
たぶん食堂。
(2019年03月17日訪問)
いちばんやさしい ブッダの教え
単行本(ソフトカバー) – 2014/5/19
田上太秀 (監修)
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絵も多く読みやすいです。侮れない内容のオススメの本です。国内だけでなく、上座部仏教の国でお寺を見るときの理解の助けにもなります。