ワンダミパゴダ

山麓から見えた山岳パゴダはこれだった。

(ミャンマーモン州タトン)

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エィサタラパゴダに登ってみたら、この青い壁のお寺にパゴダがあるのが見えた。

ここからだと建物と林が邪魔で気付かなかったのだ。

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仕方がないので参詣していこう。

でも正直、このわずかな階段ですら億劫になる。

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たかだか建物の3階くらいの標高差だけれど、それを頻繁に繰り返していくのはそれなりにキツイのだ。

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僧房。お寺を寄進した人の名前かな。

2014年となっているので、まだ出来て新しいお寺なのだが、結構時代がかって見える。ミャンマーの建築物の年代判定ってむずかしい。

このパゴダはお寺の名前がどこにも書いていなかった。暫定的に「ワンダミパゴダ」としておく。

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僧房をすぎて登っていくとパゴダが見えてきた。

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基壇はレンガ色、基礎は青っぽい白の須弥山型式のパゴダ。シルエット的にはシュエダゴンパゴダ型。

この一帯のパゴダと基本的にはおなじ造りだ。おなじ左官職人が手がけたのかな。

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そこから少しくだったところに得度堂と思われる建物がある。

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エィサタラパゴダの第三パゴダが見える。

さっきアソコまで登って、降りて、また登り返している。

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下のほうにはビーメーボリザァ僧院が見えている。

ということは、下から見えたパゴダはここだったのだ!

山の上に見えたパゴダまで行ってみるという目的はクリアできた。

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これでこの山道沿いの寺巡りは終わりにしよう。この尾根だけで10ヶ寺くらいのお寺があったが、半分くらいパスしてしまった。

本当は全部見るべきなのかもしれないが、ん~、やっぱりむずかしい。もう頭の中じゃ、早く冷たいサトウキビジュース飲みたいってことだけがグルグル回っているのだ。

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なお、帰路でタトン方面へ出てみたら総門があった。

スッドンピェパゴダがあった僧院の門とは限らないが、扁額を見ると「ワンダミ僧院」とある。

このことから、この尾根の寺院群を「ワンダミ山」と仮称することにしたい。

(2019年03月27日訪問)

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