関八幡神社

街道から引っ込んだところにある神社。

(徳島県石井町高原関)

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寂静庵のすぐ北側に神社が見えたので行ってみた。

性福寺と同じように、街道から路地で入った先に東面した社殿がある。こうした地割りはなぜ生じるのだろう。もしかして私が古道だと思っている街道は、実は意外に新しくて、氾濫原に点々とあった藍農家集落をぶち抜いたものなのか。

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神社の名前は「関八幡神社」。

また!? 八幡!?

きょう4柱目の八幡社なんですけど~?

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鳥居をくぐると左側に水盤舎。

鳥居の定礎を見ると昭和51年とある。

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記念碑を見ると、昭和51年(1976年)に現在の社殿を整備したようだ。

費用は2,000万円かかったという。

当時の2,000万円って、けっこうかかってるな。

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拝殿、本殿はRC造。

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拝殿は凸型で、背後に一間社流造りのRC造の本殿。

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本殿の右側に末社。

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末社は木造だった。

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境内の様子。

拝殿のすぐ前に注連柱(しめばしら)があるのは、吉野川流域に多いパターンのような気がする。

きょう見た神社のほとんどで、この位置に注連柱があった。

だいぶ陽も傾いてきたし、きょうは辻時計も撮影できて満足したので、これで引き返すことにしよう。

このままこの地域で小さな神社を巡っていたら、どんだけ時間があっても足らないだろうから。

(2003年04月05日訪問)