吉見町北部から大里町(現熊谷市南部)にかけて、こうした消防倉庫がたくさん残っていて、その多くにかつては火の見櫓が載っていたと考えられる。
中には、ストリートビューに櫓が載っていたころの風景が残っている物件もある。やっと現存する物件に巡り合った。
正面側から見たところ。
小屋の正面にオーナメントがあるが、意匠は地域共通ではなく、小屋ごとに違いがあるようだ。
小屋の側面にハシゴがあり、いったん屋根の上に乗ってから櫓に登る。小屋の部分も含めると3フロア構成と言ってもいいだろう。
ちなみに、私の極めて主観的な火の見櫓のランキングは次の通り。
①:上部デッキに壁があり部屋になっている。
②:材質が鉄以外。(木造、RC、レンガなど)
③:櫓が建物の上に載っている。
④:途中に中間デッキがあり、中間デッキにも鳴り物。
この櫓は③と④を兼ねており、かなりの高得点。
装飾も多く、櫓としても見どころがある。
大里、吉見地区の火の見櫓のリファレンスモデルとして末長く残ってほしいものだ。
(2026年05月05日訪問)
