友人と都幾川上流部に出かけた帰り、埼玉県道172号線を通って東松山方面へ向かう。この道は何度も通っているが、これまでどうしても立ち寄れない寺があった。
それがこちら植木山花見堂。
この近隣には参拝者を厳しく制限している祈祷寺があるのだが、その発祥の地とか、子院なのではと想像して立ち寄れなかったのだ。でもきょうは友人も一緒なので勇気を持ってお参りしてみた。
これが参詣の対象、花見堂である。
どうやら祈祷寺とは無関係っぽく、入比坂東三十三観音霊場の札所のひとつだった。
普通にお参りしてOKのようだ。
このお堂は第14番札所になってる。
本尊は聖観音菩薩とのこと。
境内の様子。
ちょっと立ち寄りにくい空気がおわかりいただけるだろうか。
では、境内にある他の建物について見ていく。
これは、、、仲見世の居酒屋かな?
これは、、、居酒屋オーナーの自宅かな?
にわかには理解できないと思うが。
これは、、、オーナーの家の表札だろうか。
玄関はガラス戸なので中が少し見えるのだが、中はお寺の造りではなく、完全にふつうの家。賽銭箱もないし。
これがお堂じゃないというのは実際に参詣するまで知らなかったわけだが、こういうところが全体の雰囲気に影響して、お参りしにくい空気を醸成していたのだろう。
もしかしたらここはもとお寺だったのが廃寺になって、住職は還俗して居酒屋を始めたのか? その際、本堂はリフォームして自宅に改装したのか? もしくは、お城好きの人が自宅を天守閣にしちゃうみたいに、お寺好きの人が自宅を本堂風にしたとか?
・・・そのくらいしか考えられない。
背後は崖屋で、建物のほぼ全てが懸崖造りになっている。
左側からは都幾川の支流の谷に下りられるようになっている。
谷底はもしかしたらかつて庭園かバーベキュー場のようなものだったかもしれないのだが、お寺に関係するものはなさそうなので、下りるのはやめておいた。
境内にはほかに、民芸調の石像が置かれたコーナーがある。
(2025年01月12日訪問)
