鞍掛橋のすぐ上流に大きな斜め堰がある。鞍掛堰だ。
都幾川最古の堰という言い伝えがあるがいつ竣工したのかはわからない。少なくとも江戸初期くらいまでは行くのではないか。
左岸の鞍掛山の崖から川幅いっぱいに造られた堂々たる堰で、都幾川斜め堰群を代表する堰といっていいと思う。
堤体はコンクリートブロック積み。それ以前には石積みの時代があったのだろう。
取水部は右岸側で、神戸用水に取水している。
堤体は階段状の構造だが、下流側は砂礫が積もっていて自然堤防のような外観になってしまっている。
上流側には蛇籠が並べられ、所々から越流しているが、砂吐きはできず徐々に埋もれていくのではないか。
堰から見た上流の風景。
浅いダム湖のような雰囲気だが、キャンプ場の利用者がここまで来て泳ぐといったことはやめたほうがよさそう。流木が絡まった蛇籠とか、あまり水遊びには優しい構造ではないから。
堰の下流の風景。
(2022年01月02日訪問)
