吹塚の石橋供養塔からさらに下流へ700mほどいった辺りの中山用水第一分水路。
用水は県道212号線に面して流れていく。
この道は国道254号線の旧道であり、埼玉県西の大動脈だった。現在は田んぼの中にバイパスが出来たので多少交通量は減っているものの、今でも重要な道であり、人々の住まいや日常の買い物はだいたいこの道に依存している。
その県道沿いの水路で釣りをしている少年たちがいた。
徒歩で来ているからこの近所の子なのだろう。こんなふうに家の横の川に柵もなく、釣りができるのが川島町なのである。
吹塚の石橋供養塔の辺りから下流はこのように2面コンクリート張りの都市型の水路なのだが、よく見れば川底には水草が繁茂しているし、なにしろ幹線農業用水だから水量がある。
なので市街地の水路とはいえ、子どもたちが遊ぶための魚がいるのだ。
その一角に地蔵堂があった。
地蔵堂の前には川に下りる石段。
地蔵堂のまわりはちょっとした空き地になっている。
実際は後ろの家の私有地なのかもしれないが・・・。
水辺に地蔵菩薩が祀られているのが川島町の用水路の特徴といっていいかもしれない。戸守の地蔵堂もそうだったし。
穏やかなお顔の地蔵菩薩。首や足が補修されているので、一度損壊したのか。
地蔵堂の横にも石仏が集められている。
左から、馬頭観音像、馬頭観音文字碑、一番大きい文字碑は一部読めないがたぶん「大乗妙典読誦供養塔」。
その横にあまり見かけない穴あき石があった。
何かの礎石か、あるいは、五輪塔的なものの塔身か。
(2025年09月07日訪問)
