写真中央奥から伸びるまっすぐな水路が安藤川だ。安藤川は大規模な土地改良の結果、用水路のようになってしまっている。特に圏央道から北側はあまりにも直線的なため、ほとんどの人の目には川としては映らないだろう。
その安藤川が国道254号線をくぐった先に小さな森がある。
両園部氷川神社の鎮守の森である。
国道側から見ると鬱蒼とした森が見えるだけで、ここが神社だとは気付きにくい。
神社の下流側の安藤川の様子。
神社の上流側の安藤川の様子。
境内の入口にも桜や銀杏が茂っていて鳥居すら見えにくい。
県道は国道との合流でかさ上げされたようで、神社へは階段を下りるようになっている。
まぁ一種の下り宮なんだけど、前にもあったな、そういう神社。
鳥居の前には1対の常夜灯。火袋には和紙が貼られている。
参道途中の右側には水盤舎。
垂木が吹き寄せ垂木になっている。
水盤舎がそこそこ神社っぽい建築なのに対して、拝殿は家大工の仕事。
拝殿の前には1対の狛犬。
拝殿の内部。窓などはないので、備品が太陽光で劣化することもないだろう。
拝殿の奥は凸型になっていて奥に本殿が見えている。幣殿に僅かに明かり取りがあるが、全体的に暗い。
本殿は完全に覆屋の中にあるので、拝殿から覗くほかない。
本殿は流造りのようだ。
本殿の左側には棹納め所。
棹の下に置かれている丸いものは養蚕火鉢ではないかと思う。
本殿の後方は水田が広がっている。
古い時代にはこのあたりに安藤沼という沼があり、そこが安藤川の水源になっていたのを大正時代の土地改良で埋め立たという説があるが、明治初期の地図を見ても沼は見当たらず詳細は不明だ。
境内の西側に倉庫のようなものがあった。
中には祭具と思われるものが保存されている。
でもよく見るとこの倉庫状の建物の背後には神社が接続している。
調べてみるとこれは末社の八坂神社とのこと。
本殿の右側にある末社。
内部は2柱に分かれている。
稲荷社と御嶽社。
そのさらに右側には納札所。
納札所の内部。
(2025年08月25日訪問)
