都幾川左岸堤防に行き当たる古道。
現在は川で行き止まりになっているこの道は、少し前で紹介した都幾川右岸の街道(川越児玉往還)の続きであり、江戸時代には人の行き来が多かっただろう古道だ。
堤防からすぐの場所に公会堂がある。
川北公会堂。
もしかしたら昔は辻堂か庵だったのではないかという雰囲気の公会堂だ。
その横に石仏が集めてある。
一番大きなのは普門品供養塔の板碑。
激しく杯状穴が開けられている。
その横は青面金剛×3。
赤茶色の碑も普門品供養塔。
その右の文字碑は字がかすれて読めないが、「奉」の文字から始まっていていそう。
小さな赤い板碑は庚申塔、安山岩の碑は道祖神。
公会堂の横の私有地と思われる場所に道から5mくらい離れたところにも石仏がある。
柄香炉を持ってるので聖徳太子かな。
(2025年10月23日訪問)
