坂戸西高校の野球グランドの脇を回り込んだところに、高麗川の堰がある。

名前は高麗川4号堰、通称森戸堰というようだ。

航空写真を見てみたら上を歩けそうな雰囲気だったので来てみた。

堰の管理者からすれば、事故でもあったらいやだからなるべく人が来ないで欲しいというのが本音だと思うが、この堰は堰の上へ降りられる石段があり、誰でも水の近くまで行ける。

堰の上側は川幅いっぱいの広さの水面がある。

深いわけではないから、堰のへりに立っても怖いということはない。穏やかな堰だ。

川底は砂で水草に覆われている。

堰の中央付近に3間の砂吐きがあり、その先は広い越流堤になっている。

歩いて対岸まで行こうと思えば難しくはないけれど、今日の靴では浸水しそう。

見るだけにしておこう。

上流側の風景。

帰ろうとしたら猫がまとわりついてきたので、しばし遊んでやる。

猫と遊んでいたら、いつのまにか堰で農家のおかみさんが農具を洗っていた。

水辺に近づきやすい場所なのだ。