桑名城の南東にある赤須賀漁港。はまぐりプラザの裏手が船だまりになっている。
漁港というと潮の香りがしてきそうだけれど、ここは揖斐川の堤防の内側、つまり川に面した港、河港といってもいい。船だまりも海水じゃなくて汽水なんじゃなかろうか。
町の風景。
越屋根、スレート葺きの工場のようなものが気になる。たぶん魚介類の加工場ではないか。
普段なら素通りしてしまうような施設だけれど、一応、当サイトには索引項目が立ててある。地味だけどいずれはちゃんと見てみたいと思っているジャンル。この記事はその索引に登録する最初のページだ。
漁村にありがちな路地。
建物同士がミチミチに詰めて建っている。庭のある家がなく、玄関前に植木鉢が並んでいるのもひとつの特徴だと思う。
はまぐりプラザの周囲にも土地の余裕はなく、駐車場は陸閘を通って堤防の外側にある。
普通だと漁協関係者以外は駐車するのがはばかられるような場所だが、はまぐりプラザの公式駐車場なので気兼ねなく駐車した。
ん~?
貝を採るための漁具が色々あるぞ。
これは
資料館には「ウンテン」って書いてあった。
細かい砂などを流すフルイか、貝の大きさを揃える分級機的なものかな。
漁船。
鋤簾を積んでいるから貝漁師の船だ。
きょうは出漁日でちょうど市場でセリが行われていた。
採れたての貝を乗せた漁師さんの軽トラが順番待ちで並んでいた。
大きなシジミだ。イソシジミかな?
セリの様子。
先に食事をしてそのあと市場のほうを見学しようと思って遠目に見ただけだったが、食事をして戻ってみたら誰もおらず、シャッターが閉まっていた・・・。
はまぐりプラザの定食についていたシジミの佃煮が美味しかったので、近くの佃煮屋でお土産に買っていくことにした。
はまぐりも販売している。
水揚げされたばかりのものだ。
お値段は、けっこうしますな・・・。
こちらのお店のシジミの佃煮は、味の濃さが3段階。
ご飯のお供にしたいので濃い口を買った。
(2024年12月13日訪問)
