2007年8月の暑い日。
園瀬川の魚を見にでかけた。場所は八万町の川北西潜水橋の下。
別に危険な場所でもないけれど、このあたりでは誰も川遊びなどしない。ほかにいくらでも遊ぶ場所があるから。
橋の上流側の消波ブロックから川に入れる。
水に入ってみてびっくりしたのは、真夏だというのにものすごく水温が低いこと・・・。この少し上流で水無し川になっている伏流水が再び湧き出ているのだろう。
ウエットスーツを着ているのだが、長時間はいたくないほどの冷たさ。じっくり川を見るには夏でもドライスーツじゃないときつそう。
水の透明度は高いので、水中は明るい。
消波ブロックに生えた藻からは光合成で造られた酸素がプクプクと湧き上がっている。
この日のお目当てはスナヤツメという魚だったので、砂地の部分を探してみたが見つからなかった。
生態もよくわからないので、探しかたが悪かったのだろうけれど。
たくさん見かけた魚はオイカワとカワムツ。
まるでアクアリウムの水槽の中みたいだ。
カワムツ。
アブラハヤという魚と似ていて、どっちなのかよくわからないのだが、背びれの前側に朱色の点があるのがカワムツだという。
オイカワ。
カワムツやオイカワって食べたらそこそこ美味しいらしい。
私の父は釣りをしたので、たまにヤマメ釣りの外道のオイカワを持って帰って飼い猫に与えていた。猫は喜んでいたから美味かったのだろう。
オイカワのオス。
なんといっても色がきれい。
オイカワのメス。
オイカワの見分けかたは体にうっすらとまだらな横縞があることと、尻鰭が長いこと。
ヨシノボリの仲間。
ゴクラクハゼ、あるいは、オオヨシノボリの稚魚かな。
はっきり同定できないけれど徳島の川ではハゼの仲間が多い。
大型の魚。
ニゴイかな。
これはニゴイ。
ウグイだろうか。
コイ。
あまり人が来ない川なので、迷惑そうに水草の中に逃げていった。
(2007年08月18日訪問)
建築用語図鑑 日本篇
– 2019/4/25
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