次の沈下橋、三里橋へ。別名を「深木沈下橋」ともいう。
この橋は両岸の山付き部分同士を結んでいる。しかも川幅が狭くなっている部分なので、橋脚はすべて水域に建てられている。
つまり、橋の下はすべて水なのである。
橋台のスタート部分からして3mの高さがある。
橋脚は二本足の鋼管。四万十川下流の沈下橋の橋脚はほぼ鋼管だな。
沈下橋では橋脚が高い場合に鋼管が使われる傾向が高い。
橋長は約130m。
両岸に待避所があるため、橋の途中では離合できない。
橋の南詰めには観光屋形船の乗降場がある。
四万十川の川下りは、下った先で下船するのではなく、乗船した船着き場まで戻る方式なので、自家用車で訪れても気軽に楽しめる。
(2012年03月20日訪問)
新・鉄道廃線跡を歩く5 四国・九州編
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今尾 恵介 (編集)
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