渕上の石積み井戸を見たあと、次に向かったのはここ、青梅市の大井戸公園である。
この公園内にもまいまいず井戸があるのだが、中に入るには見学時間の制限がある。
中に入れるのは9時~17時までと決められている。
閉場時刻になると自治体から委託されたとおぼしきおじさんがやってきて入口を施錠するのだ。
渕上を見たあと、素通りした羽村のまいまいずに寄らなかったのは、ここの閉門時間が迫っていたからなのだ。
井戸は都指定史跡になっている。
文化財の案内は自然木の板にペイント文字で書かれていたのが風化で読めなくなり、代わりにラミネート加工した書類が貼り付けてあった。でも行の折り返し幅が広すぎる上に、段落のつながりがとにかくわかくわかりにくい。内容が全然頭に入ってこない。
とりあえず、すり鉢状の穴は深さが7mあるというところだけは読解できた。
実際の井戸はかなり大きく立派。
これが地形じゃなく、人造物だというのに驚く。台地で水を得るためにこれほどの努力が必要だったのか。
でもそろそろ雑草の刈り払いをお願いしたいところ。
底部へ降りる通路は2本あり、大げさに言えば二重螺旋構造。
時刻は17時ぎりぎりだけど、まだ入口は開いていた。
急いで中に入ろう。
底にある縦井戸は目の細かい網がかぶせられていて中は見えなかった。
公園は児童公園で周囲は住宅街だが、公園自体に利用者のための駐車場が7台分あるので車で訪れやすい。
ただし駐車場の利用時間も18時まで。18時を過ぎるとチェーンが張られる可能性がある。
園内の遊具の種類は、複合滑り台、パズル遊具、伝声管、揺動ライド、鉄棒がある。
謎の渦巻き遊具。
遊びかたは子ども次第。
(2022年07月13日訪問)
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