帰路につきながら、次の井戸へ。
入間基地の東の入曽という場所にも古いすり鉢状の井戸が残っている。名前は「
通りに面したところに観音堂があり、境内に駐車できる。
井戸は観音堂の裏手にある。
さっそく見てみよう、、、、あれ?
草ぼうぼうで何も見えないよ!
柵を作って立入禁止にするのだったら、ちゃんと見えるように草刈りをしてほしい。
七曲井は、すり鉢の底に降りるための通路がつづら折りになっていることからその名前がついた。
この写真の中央奥の法面につづら折りの通路があるはずなんだけど・・・
案内板にあった写真。
なんで現物を前にして、写真を見て感心しなきゃいけないんだ。
なお、説明によれば井戸の南側の法面は隣りの川の工事の関係かなにかで弱くなり、土をかぶせて補強してあるという。
井戸のすぐ横には
近くに川があれば深い井戸を掘るのことはないし、そもそも近すぎて川の水がダイレクトに沁み出してきそう。川は近代になってからこの形になったのだろう。
ちなみに私が埼玉に住んでいたころ、不老川は日本でもワーストレベルの水質の悪い川として知られていた。現在は改善してきているそうだ。
井戸の横にある換気塔を載せた奇妙な建物は、製茶工場。狭山はお茶の産地なのだ。
川の土手側には水神の祠がある。
(2022年07月13日訪問)
ひなび旅ひなび宿 Ⅱ(2)
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道民の人 (著)
北海道から九州、各地方から計12軒の現役の宿と、廃墟となってしまった宿1軒を掲載。 全82ページ
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