最初に訪れたのはここ。
見慣れない桑の状態だ。株は30cmほどに仕立ていいるが、昨年の夏~秋に延びた枝をそのまま落葉させ、翌春その木質部分から葉を出させた状態で刈り取っている。
そして、枝を切ったあとの条だけが畑の中に捨ててある。
いまはまだ春蚕のシーズンだからこの畑は使えない。
畝間、株間が相当に広く、通常の桑園が放置されて林になっているというのとは違う。
果樹のように喬木に育てられてそれなりに剪定されているのだ。
人の背と比べても、通常の桑畑でないことはわかるだろう。
ハシゴを掛けなければ収穫できない。
葉は切れ込みがある形。利根地方の古い品種、坂東はロソウ系と聞いているのでこれはたぶん違うと思うのだが。
枝が途中でいくつにも分岐していて、条桑育という現代の給桑方法には使えそうにない。
果樹園のような管理で、広い間隔で桑が植えてある。
枝の付きかたが不規則。桑畑だとしたらまばらすぎて効率的な収穫ができそうにない。桑の実を採るための畑か?
だが、これは後に「立て通し刈り」という養蚕手法だということが判明するのだが、それはまた後日書くことにしよう。
(2011年06月04日訪問)
