真沢の棚田

狭い谷に見おろすように並ぶ棚田。

(群馬県みなかみ町月夜野)

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稚蚕飼育所を探していて、ひとつ谷を間違えて入ってしまった。

そこで美しい棚田を見かけた。

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やっぱり棚田は田植え直後が一番映えるね。

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見晴らしの良い場所に詩が書かれた立て札があった。沼田市の女流歌人、石田マツ(1934-1957)のもの。

 二(たん)()で七十四枚の吾が家の田は
 山坂越えて八ヶ所にあり

二反五畝は水田としてはわずかな面積。それが74枚もの棚田に分かれていて苦労をしている、というような短歌。この山里が石田マツ出生地なのだという。彼女は生活苦が原因で高崎の観音山で自殺している。享年23歳であった。

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棚田を見おろす場所にペンションがあった。

(2011年06月04日訪問)