旧六合村の一番奥、国道405号線の行き止まりにある湖「
もう5月というのに雪が残るその風景はまるで氷河湖みたいだが、湖としては人工のダム湖。信濃川の支流中津川の源流にあたり、発電のための水源である。
ダムが作られたのは昭和31年で、それ以前は小さな沼のある湿原だったらしい。森林限界を超えているのでおそらく尾瀬ケ原のような場所だったのではないか。同時期には尾瀬ケ原にもダム建設が計画されていたが、現在は計画は撤回されている。
周囲は非常に古い時代の火山活動の噴出物が積もった地形で、道路やホテルなどがないためちょっと日本の風景とは思えない雄大さ。
奥地とはいえ、自動車があれば簡単に行ける場所としては群馬県内でも有数の景勝地ではないだろうか。
周囲の地図。
ダムの周辺の山には遊歩道があり、高山植物などが見られる。
20代のころ遊歩道を散策したことがあるけれど、まぁ、見える通りの風景なので、自動車で訪れて展望台から風景を楽しむだけで十分な気がした。
雪が残っているので、スキーができそう。
私の高校時代の部活の顧問教師はスキー好きで、若い頃にこうした残雪でのスキーをしたという話を聞いた。当然、リフトなどないから歩いて登らなければならない。
いまはこういうところに立ち入ったら怒られるのかな・・・。
ダムの堤体。
周囲で採取した岩を投げ込んで造られたロックフィルという形式のダム。漏水防止のために積んだあとで湖側にコンクリートを打設した珍しい構造のものだという。
(2009年05月01日訪問)
