続いて、火の見櫓の辻まで戻り、今度は小塩沢谷へ分ける。
この谷の奥山に黒滝不動寺というお寺がある。群馬でも屈指の名刹なので、お寺好きの人ならほぼこの山道を通ったことがあるはずだ。
コンクリ擁壁ではなくて、石積みでこんな法面を作るのって現代じゃほぼ不可能だよね。
出梁造りの建物の、バルコニーから下屋を出して、庭全体を覆っている家。
雨天でも仕事ができる一方、居間が暗くなりそう。
2階部分の階高が高めの養蚕農家。
小屋裏を広く取って養蚕のための3階がありそう。
小塩沢谷ではほぼ全ての家が総二階切妻民家で、2階建て以上。養蚕農家時代から建て替わっていない。
3階はバルコニー部分が壁で、吹き放ちの濡れ縁みたいな通路になっている。あまり見かけない造りだ。
農家というよりも旅館のように見える。
1階の石垣部分にはヒサシを出して回廊みたいな造りにしている。
ここから先は少し家並みが途切れて、次の集落、黒岩になる。
続けて紹介していこう。
2棟が複雑に連結した蚕室。蚕をやめたあとは牛か馬を飼ったのかもしれない。
土蔵部分は3階建て。
養蚕が良かった時代にしゃにむに増産したのだろうな。
二ツ櫓を載せた養蚕農家。
黒岩集落の全景。
(2011年05月07日訪問)
