坂手荒神社

境内にはクスノキやイブキの巨樹が繁る。

(香川県小豆島町坂手甲)

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さて、次の寺、観音寺へ向かう。

寺があるのは坂手(さかて)という集落。神戸方面からの船便が着く港がある町だ。町の背後の洞雲山は残照で真っ赤に焼けて見える。

ここがきょうの最後の訪問地となるだろう。

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遠目にも奇怪な崖だ。怪しい穴がいくつも見える。

いっそのことすべての穴にお堂と鎖を設置してほしかった。

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寺は相変わらず狭い人家の中にあるが、車で近づくことができる。

寺の駐車場は近くの神社の境内が開放されていた。

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先に軽く神社へお参りしておこう。神社の名前は荒神社。小豆島は荒神が多いのか。

石垣の上に社殿があり、クスノキやイブキの常緑樹が生い茂って薄暗い。

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社叢は町指定の天然記念物に指定されている。

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時間が遅いうえに社叢のおかげで暗いので、写真を撮るのはかなり困難だ。増感してるから明るそうに見えるが・・・。

拝殿は門のような造り。本殿は写真を撮り忘れたが流造りだった。

左右に末社や神庫がある。

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水盤は割石をそのまま加工した粋な造りだった。

(2007年10月06日訪問)