タトン駅から市街へ向かう道。私が勝手に離宮跡かと妄想している池の南側に公園があった。
きょう最後にこの公園に立ち寄っていこう。
公園は池の南側の土手と道路の間の細長い区画にある。
たくさんの遊具が並んだ構成は日本の公園と大差がない。違いがあるとしたら、夕方というのに公園に人が多いことだ。
特徴的なのは公園のはずれに井戸があり、文字通り井戸端会議が行われていること。
日本にも地域の洗濯場というものがあって、いずれ紹介する機会もあると思うが、実際に人々が集まって洗濯をする時代ではなくなっている。
噴水もあった。
動力で水を噴出させているわけではなさそう。上の段からチョロチョロと流れ落ちている程度だ。電動のポンプで後ろの池から水を入れているのだろう。
池は離宮の堀とは土手で隔てられて独立している。養魚池なのかもしれない。
ミャンマーの公園によくあるアスレチック遊具。手すりにつかまって、足を前後に広げる運動をするやつ。
この器具は公園だけでなく、人々がよく散歩するコースの歩道などにも設置されていることがある。ミャンマーってこういうところはすごく意識が高い。
これは2人で向き合って足を前後に広げるマシーンと思われる。手前側のステップが取れてしまっているので使えない。
スピンしてウエストを引き締めるための器具。
これもウエストを引き締める運動器具。
これらの器具を使っている動画があるので、使い方をみてほしい。
これは腹筋ベンチかな。背中が痛そう。
雲梯とブランコ。
雲梯の上に登れるようになっているのは、上を歩いてバランス感覚を養成するためか。
滑り台もある。
滑降部は鉄板製。
手すりがなく、斜度はかなり急だ。
さらに滑り降りたところがコンクリのタタキになっているから思う存分滑りを楽しむことができない構造。
ミャンマーの滑り台事情は日本にくらべるとかなり遅れているといわざるをえない。
(2019年03月27日訪問)
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