食事のためモーラミャインの
ここは以前に紹介したのよりも少し南にきたあたり。
河岸通りはまだまだこの南にかなりの長さがあり、夜市の立つ広場やシーフードレストランなどがあるのだが、今回は仕事中ということもあり、なるべく近場で食事を済ますことになった。
なにしろきょういろいろと買って、店に預けてある大荷物を、道ばたでチャーターした軽トラに積んで、パアンまで持ち帰るという大きなタスクが残っているのだ。
もちろん私たちも荷物と一緒に軽トラの荷台に乗って帰ることになるのだ。
昼食はこちらのボーンジー(BoneGyi)レストランで食べることにした。
この近所では欧米人の利用客が多い、外国人向けのシーフードレストランだ。
海に近い街なのでシーフードスープというものを頼んでみた。魚、小エビ、イカが入った卵スープだが、具が予想以上に多く他のメニューを頼めなかった。
もっとも、他のメニューに目を見張る海鮮料理があったわけではなく、パアンのシーフード店で食べられるメニューと大差がなかった。シーフードというと伊勢エビ、やホタテ、イカのバーベキューとか、貝やカニのクラムチャウダーなんかを期待してしまうのだがそういうものはたぶんモーラミャインでは食べられない。
レストランの向かいに船着き場があった。
ここからパアン行きの観光船が出ている。
モーラミャインはサルウィン川の河口の都市。パアンはサルウィン川中流の河港都市なので船で行けるのだ。
往復の定期便と片道のサンセットクルーズ便があるようだ。サンセットクルーズ便の出発時間は16:30、パアン到着が18:00。片道料金はローカルは3,000Ks、外国人料金は3US$。ローカルと外国人料金にあまり差がない良心的な価格設定。安過ぎない? 読み間違えてる?
時間に余裕があるならモーラミャイン→パアンの旅行にクーラーが絶対にない古い路線バスや軽トラの荷台にすし詰めで乗っていくより、このルートのほうがいいのではないか。
夕方にパアンに付く便だと、バットケーブの前で停船してくれるのでコウモリが飛翔するところを間近で見学できる。
ほかにもローカルな路線がいくつかあるみたいだった。
ここまでで紹介した河岸通りは、全体の1/3ほどになる。
いつかここから南の部分も紹介できるだろうか。
(2019年02月15日訪問)
黒魔術がひそむ国 ミャンマー政治の舞台裏
単行本 – 2020/10/13
春日孝之 (著)
amazon.co.jp