西股公園のローラー台

地形を利用した小さなローラー台。

(高知県東洋町甲浦)

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甲浦(かんのうら)町は深い入り江を持つ天然の良港。入り江の奥はV字型にわかれていて、それぞれ西股、東股と呼ばれている。

西股はまるで川のように両岸が並行に続く細長い入り江だ。そのどん詰まりには公園がある。

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公園には遊具らしい遊具はローラー滑り台しかない。

公園全体は入り江を埋め立てたため、周囲より少し土地が低くなっていて、その段差を利用して滑り台が設置されている。

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デッキは木製の四脚で、あえて分類すればアーチデッキ台といえるだろう。

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デッキも木製。

滑降部は軽金属の細いローラーのタイプ。

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公園のすぐ前に舟形の住宅があった。まるで屋形船のようだ。

私はこのような鋭角な平面を持つ民家を三角屋敷と呼んでいる。

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2本の道路の交差点にあり、なかなかの鋭角度。

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小さな理髪店があった。

店舗は独立した小屋になっていて、住居は別にあるのだろう。以前に牛窓でみた小屋を思い出させる。

この三角屋敷や理髪店の一角は私的には甲浦を代表する景観だと思っている。

(2007年10月28日訪問)