タニモパゴダのすぐ北隣にあったナカマゥパゴダ。
山門は
普通、三間の山門は中央の一間が通路で、左右の二間に眷族や神様が収まっている。柱と柱のあいだを「
しかしこの山門は左右の二間が通路で、中央の一間がバイク置き場(?)になっている。三間二戸構造の山門はこれまで当サイトでは紹介したことがない。
このパゴダを見ているときが、この日の暑さのピークだったのかも知れない。途中の茶店で買ってきた1リットルのミネラルウォーターもすでに空、ちょっとした段差や坂道がしんどくなってきた。
参道の途中にあったこの小さなお堂も、中を確認する気力が出なかった。
それでも本体のパゴダにはなんとか参詣。
ここはパゴダの回りにほとんど日陰がなく、裸足で歩くのは拷問に近い。
唯一日陰になっていた石段ではカップルがまったりとしており、通行できず。半分涙目になりながらパゴダの写真だけは撮った。
このパゴダは、基壇上に彩色された像が並んでいた。
パゴダを拝んでいるポーズ。以前に同じモン州のサッセビーチでも拝む人とペアになったパゴダを見たので、これはモン州の特徴なのかも知れない。
パゴダの途中には、8ヶ所から龍が生えていた。
これも珍しい。
パゴダの周囲にはコブラ光背仏が四方をにらむ。
こうして見るとこのパゴダ、全体的なバランスとか子パゴダの付き方のとか、私の好みかも知れない。
夜叉と対峙して武器を振りかざす人。
パゴダと対になるタコンタイ。
パゴダの外周には小さなお堂が取り巻いており、内部は聖人紹介所になっていた。
これは、さっきも見たポッパ山の白黒コンビ。
名前が書いてないが、左側はアランタヤー僧正か。
中国道教の弥勒仏か。
ミャンマーの仏教寺院ではあまり見かけない。
背景画も中国のお寺っぽいものが描かれている。
シンティワリ。
シンウーパゴ。
やはり右向き。
鐘撞き柱。
得度堂ではないかと思われるお堂。
(2015年04月19日訪問)
ミャンマー行脚
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