敷島公園内で見かけた滑り台。
大人の胸くらいの高さしかなく、幼児向けと言っていいだろう。
躯体は研ぎ出し仕上げで、滑降面は塩ビという珍しい組み合わせだ。
後ろ側から見ると鏡餅のようでもあるし、より、マニアックな形容をするなら、円筒分水を思わせる。
近くには池のボート券販売所がある。このあたりの風情はもう何十年も変わっていない気がする。
ここにはむかし、噴水型ジュース販売機が置かれていたのを思い出す人も多いのではないか。初代の機械はたしか白いボディのもので、一度リプレイスされてオレンジ色のボディのものに変わった。いまはもうその機械も見ることはない。昭和の話である。
売店には沢山のお菓子やオモチャが売られてる。数十年の時が流れても、子供たちにとってはいまでもワクワクする場所であることは変わっていなかった。
(2010年05月04日訪問)
建築大辞典 (普及版)
単行本 – 1993/6/10
彰国社 (編集)
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