妙正寺。三原市の高台の寺のなかでも特に眺めの良い場所にある寺。
寺への参道は妙正寺坂という長い坂になっている。寺へいく途中、きのうの夕方に訪れた寺々が一望できた。
山門は四脚門。
本堂は、
法常寺の本堂を見たときに違和感を感じたことは書いたが、もしかしたら法常寺も本来はこんな構造だったのかも知れない。
本堂の左側には水子観音。
その奥には最上稲荷。
本堂と庫裏の間には玄関があるが、
妙正寺の宗派は日蓮宗だが、寺の雰囲気はほぼ禅宗である。
庫裏は切妻の大庫裏で立派。
鐘堂は竜宮様式。
梵鐘は市指定文化財で、説明を読むと1576年に国内で鋳造されたとあるが、形式はいわゆる「朝鮮鐘」というタイプ。和鐘にあるような縦横の帯がなく、唐草模様などがあるのが見分けかただ。
境内には他に宝庫があった。
(2002年08月27日訪問)
日本の廃醫院 貮號室
単行本(ソフトカバー) – 2019/8/11
廃医院が現役だった頃の医療制度や近代医療の歴史なども掲載。 これを読めば、貴方もきっと廃医院の魅力に目覚めてしまうはず… 主な仕様:A5版、90頁、フルカラー
amazon.co.jp