曹洞宗香積寺。
区画整理で敷地が削られたのだろうか?恐ろしいまでに敷地いっぱいに堂宇が立ち並んでいる。
境内の南西の角には袴腰鐘楼があるのだが、それとて、庫裏に隣接している。ここで鐘をついたら庫裏の中によく響くだろう。
山門脇には六地蔵堂ほか、小堂×2。
山門は四脚門。
柵があるのは内部が幼稚園になっているからだ。
このように境内がそのまま幼稚園になっている寺は、日中は一切参詣できないことがある。この寺はどうなのだろう。もう園児が帰宅したあとだったので、参詣させてもらったが。
本堂は裳階つきの重層本堂。
裳階の途中には段差があって、錣屋根風なっている。この地方の特徴的な屋根と言っていいだろう。
本堂の左側には庫裏。
山門の右側には幼稚園の園舎があるが、これはおそらくは元庫裏だった建物だろう。写真の左隅に鉄筋の建物が写っているが、そこも幼稚園である。
(2002年08月26日訪問)
福岡県の神社 (アクロス福岡文化誌 6)
単行本 – 2012/5/1
アクロス福岡文化誌編纂委員会 (編集)
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