海徳寺。
西方寺の道を挟んで東側にあった
境内に入ると三間一戸楼門があるのだが、楼門の正面はすぐ人家になっていて、正面から眺めることができないという不思議なレイアウトだ。昔は人家の土地に参道が続いていたのだろうか。
楼門の前には民家風の仏堂が。
内部には十一面観音がいた。
楼門を正面からみたところ。総ケヤキ造りで新しい門である。仁王像も普通。
この当時使っていたカメラはワイド端が28mmで、これが限界。
本堂は入母屋妻入りの建物。
いわゆる聖堂建築というやつか? (‥‥聖堂建築については自分でも言っていて意味がよくわかっていないのだが‥‥。)
本尊は大浜大仏という丈六仏で国重文。拝観できたかどうかはわからない。
そもそもこのときなぜ本尊を拝観しようとしなかったのか、よく思い出せない。本堂の扉に錠がかかっていたのか、庫裏に人がいなかったのか、それとも他のことを考えていたからなのか…。ただボイスレコーダーに「本尊は大浜大仏である」とあっさり録音されているだけなのだ。
庫裏は切妻で、小さいながらも庫裏らしい庫裏だった。
山門の右側には水盤舎。
その横には鎮守社の音羽天神。
その横には鐘堂と東司。
その横には赤門の薬医門。この門は通用門になっている。車通りの西側から見ると反対側の境内の東側の門であり、境内を通り抜けることができる。
(2001年11月24日訪問)