
きょうはときがわ町の飛石を下流から見てきたが、17時を回り、さすがにそろそろ打ち止めの時間だ。
きょう最後に見る飛石は、本郷という字にある。
周囲は小さな工場がある田園地帯。

集落もなければ、親水公園やバーベキュー場などの施設もない。なぜこんな場所に飛石を造ったのだろう。
県の予算によるたなぼた事業でなので、都幾川に沿った町内会が平等に恩恵にあずかれるように、まんべんなく造ったのか?

駐車場はないものの、堤防上の農道から路肩にはみでて駐車すればそれほど迷惑にはならないだろう。
トイレがないという点が気にならなければ、たぶん他の人がいない場所で川遊びしたいというような人には向いているかもしれない。

雑木林を抜けるとすぐに川になっている。

対岸には崖線上の集落へ通じる道もないので、この飛石を渡ってどこかへ行くということはできない。

飛石の下にはわずかな床止め工のようなものがあるので、川遊びで来た子どもがこの段差を落ちないしょうにする障害物なのかもしれない。

飛石から見た上流の様子。

川原石は緑泥片岩や赤色のチャートなどが混ざっていて色とりどりできれい。
何度か書いているが、埼玉西部の川はJR八高線より西側では有料レジャー利用が求められて、丸1日の駐車料金を払いガッツリと遊ぶ人向きとという印象がある。私のようにふらっと訪れて、適当に駐車して川を見てみたいという怪しい人はお呼びでない空気がある。
すでにこのあたりはレジャー地区なのだが、ここまで都幾川の再生プロジェクトの飛石はまだこの上流にもあり、ここでやめては中途半端になりそうなのでもう少し見ていこうと思う。
(2022年10月21日訪問)