赤松川・源流

林道の終点に製材所と炭焼き窯があった。

(徳島県那賀町横石)

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赤松川を初めて訪れたのは2006年8月、雨上がりの日だった。家を出るときから、漠然と美波町の赤松川のあたりを観光しようと思っていて、そのまま川をさかのぼっていた。

雨が降ったので多少は川が増水している。

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途中にある越流堰。

➡ 場所

こういう堰ならばモクズガニは乗り越えられるのだ。ヤマトヌマエビは水流が強い場所では川岸を歩くというのだから驚く。そういえばウナギも大きな段差のときに川岸の草むらを登るって聞いたことがある。

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林道の入口、先に紹介した淵を橋の上から見おろす。

このとき「あ、ここ泳げそう」と気がついた。

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私は別に渓流釣りをするわけではないし、してみたいと思ったこともあまりないのだけれど、渓流を見るのは好きなのだ。

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林道は未舗装でこんな感じ。

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ところどころで赤松川に近づき、川の様子が見える。

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途中、鹿が道路を通せん坊。自動車を見てもまったく恐れる様子がない。

今年生まれた怖い物知らずの若鹿かな。

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おおむね林道の終点と思える場所には製材所と思われる建物があった。

林道の入口からは8.5kmほどの奥地。

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ただ一部は倒壊してそのままになっているので、いまは使われてはいないのかもしれない。

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炭焼き小屋もある。

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この炭焼き小屋、営利目的でやってるのだろうか。

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これまで私が見てきた炭焼き小屋は、田舎暮らしに憧れた都会者が遊びで焼いているんじゃないかっていうようなあまり持続しないものが多かった。でもこの山奥で田舎暮らしもなにもないだろうから、林業従事者が販売目的でやっているとしか思えない。

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製材所の近くにあった小さな滝。

増水したときにだけ現われる滝かもしれない。

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製材所の先にもまだ林道が続いていたので進んでみたが、2kmほどで車輌の通行が困難になった。ここで引き返そう。

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帰路にもまだあの若鹿がチョロチョロしていた。

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近くでじっくり見るとかのこ模様ってきれいだな。

(2006年08月19日訪問)

古建築の細部意匠

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