新宮火葬場

いまは使われていない古い火葬場。

(愛媛県四国中央市新宮町新宮)

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水車小屋から少し行ったところに、新宮町の北向き斜面の集落がよく見える場所がある。

ここでも茶畑が目立つ。産地なのだろうな。

➡ 場所

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そこから見える谷の反対側の集落。水車小屋のところで見た水道パイプで水を得ている家々だ。

休耕地が目立つ。家のまわりに茶畑を残し、それ以外の広大な段畑は草が生えるにまかせているみたいだ。

➡ 場所

そこからさらに道なりに下っていく。

たぶん塩塚高原から無意識に走っていくと、旧新宮町役場のあたりに出るのが道なりの下山ルートなのだろう。

その道のだいぶ下ったところに火葬場があった。

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車寄せの屋根が壊れかけている。たぶんいまはもう使われていないのだろう。

日当たりの悪そうな北向きの斜面で、なんとなく陰気な感じがする場所だ。火葬場があるからよけいに総感じるのかもしれないが。

かなり印象に強く残った火葬場だった。

2024年現在、この建物はもうなくなって跡地は更地になっています。

(2007年07月01日訪問)

日本の伝統木造建築: その空間と構法

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光井 渉 (著)

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