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浄恩寺からさらに道なりに西へ。次のお寺を目指して進むと、道路が踏切で通行止めになっていた。
踏切の前後はそれなりに広い車道なのに、この一点だけ狭くなっていて車両が通行できないのだ。しかたなく、踏切の手前に車を停め、歩きで次の寺に向かった。
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踏切を渡るとすぐに泉福寺と浄福寺という2つのお寺が並んでいる。
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泉福寺は山門が閉まっていて、参拝できそうにない。
きょうはここまでだな。泉福寺、浄福寺の2ヶ寺はまたいつか来よう・・・。
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・・・そう思ってから2ヶ月後の4月、再びこのあたりを訪れたので、途中だった寺参りの続きをすることにした。
2月には青々していたベニカナメモチ(レッドロビン)の垣根が真っ赤に色づいている。
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まずは泉福寺。
寺の入口には地蔵堂がある。
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そこから少し引っ込んだところに四脚門。
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地蔵堂は石垣の基礎の上に建てられていて、ちょっと参詣しにくい。
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1間四方の小さな堂だが、造りが丁寧。
妻入りで懸魚、大瓶束、虹梁など宮大工の仕事がしっかりしてある。
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内部の地蔵菩薩は青石で作られている。
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参道入口の左側には文字碑の千手観音。
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寺の正面には町内の山車倉庫がある。
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きょうはまだ15時なのに山門が閉まっている。
どうやら山門は常に閉まっているようで、右側の潜り戸に「入口」とあるので、開けて境内に入る。
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山門の中は庭がすごくきれいにしつらえられている。
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庫裏の前には中門の棟門がある。
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本堂。禅宗らしい本堂だ。
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本堂の右側には玄関、庫裏があるが、玄関は中庭側になっていて参拝客は近寄れない。
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本堂の前は白い石が敷き詰められた石庭になっている。
落ち葉ひとつなく掃き清められていて、手入れが大変そう。
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本堂の南側には鎮守社かと思われる堂がある。
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その隣りにはストゥーパ型の納骨堂。
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鎮守社と思われる堂の内部には、小祠、三尊仏の厨子、稲荷社が収められていた。
(2021年02月21日訪問)