4月に徳島から群馬県に転居して初めての夏。妻があまり群馬県の観光名所を知らないというので、ごく普通の観光地にでかけることにした。軽井沢から北上して万座温泉に日帰り入浴をするつもりだ。
厳密に言えばここは軽井沢町の外れだから長野県の章に置くべきだが、この後の旅程が長野原町が中心となるので分断をさけるため吾妻地方のページに書いている。
軽井沢から万座・草津方面へ行くには、
その途中にあるのが白糸の滝。
この有料道路は国道よりも狭いうえ、300円の料金もかかるので私はほとんど利用した記憶がない。だがきょうは「観光旅行」のつもりだから有料道路も有料駐車場も入場料もモノともしない。むしろそれらを毟り取られることが観光の醍醐味だと思って楽しみたい。
たぶん最後に白糸の滝に来てから20年は経っていて、どんな場所だったのかほとんど記憶がないから、初めて来たような感じがする。
駐車場だけはわずかに記憶に残っているが、土産物屋があったり、こんなにぎやかな場所だったっけ・・・。
ちなみに駐車場は無料。有り体に言えば、白糸ハイランドウェイが白糸の滝の入場料のようなものだ。
滝の入口。
う~ん、この辺の記憶がまったくない。駐車場しか覚えていないっていうのが私らしいのだけど。
滝への道は駐車場からすぐで、舗装されていて段差もないのでベビーカーや車いすでも通れる。
150mほど歩くと滝が見えてきた。
滝から流れた水が溶岩流の層に沿って流れ、あふれ出ている。
滝の全景。
あれ~?こんなだったっけ~? 思ってたよりこじんまりとしてる。
完全に富士宮の白糸の滝とごっちゃになってる・・・。
伏流水が溶岩の層から湧き出ているというのも同じ。
それでも観光客は多い。
涼やかでとても気持ちの良い場所なのだけど、くつろげる感じではない。
あとで調べてみたら、この地形ができたのは浅間山の天明の噴火(1783)で、元々あった地盤の上に軽石層が積もって伏流水となったものと考えられているという。
地表ができたのがせいぜい200年前であり、滝の姿がいまのようになったのはさらに後かもしれない。軽井沢の白糸の滝は昭和になるまで文献にも登場しないようなので、富士宮の白糸の滝がまずあって、こちらの名前が付けられたのだろう。
200年前に噴火して軽石に覆われて生き物が死滅した土地が、もうこんなに緑に覆われているというのが神秘的でもある。
(2012年07月16日訪問)
