長野原のほうに行ったので聴音壕跡というものを観てみた。
ちなみに聴音壕を観るのは初めて。
古墳のように見えるが、横から入るようになっている。
群馬県内には40箇所の防空監視哨があったという。そのほとんどは役場の屋上などに設置されたもので、独立した施設は少なかった。
群馬にはほかにみどり市(旧東村)花輪にも残っているのでいずれ行ってみたいものだ。
内部は立入禁止。
なんでだろう? 危ないものでもないし、壊れるようなものでもないし、入れてくれてもよさそうなものだが。
壕内には横から入るようになっていて上側は開放されている。こういう形状にすることで周囲の雑音を遮断して空からの音だけを拾いやすいようにしていたのだろう。
サンプル音などもなく機体の識別は教本にかかれた文章の解説によっていたというのが驚く。それでもけっこう正確に判別できたという。
ただ、戦前から方位や距離などが数字で求められる機械式の聴音機があったのにそれを量産して配備するでなく、こうやって人間の耳に頼っていたというのはなんというか日本らしいところ? それとも本土に敵機が来襲することはあまり想定していなかったのか。
現在は保護のため仮設の屋根がかかっている。
(2012年07月29日訪問)
